店舗のコンセプトを伝える

店舗デザインの設計業者に直接依頼する場合にも、また、マッチングサービスを介して依頼する場合にも、重要なポイントとなるのは、あらかじめ物件の状態をデザイナーに伝えておくことと言えるでしょう。これをしていないと、例えば居抜き物件での開業の際、そのことを告げずにコンペを行い、デザインの決定の後、着工した途端に厨房機器の老朽化や給水などの設備劣化が発覚したという事例もあると言われているようです。こういった事例では、修繕工事のための費用も、また工事期間も予想外の出費となり、最悪の場合、開店できなくなってしまうといった事も考えられるでしょう。店舗デザインを請け負うデザイナーにとっては、その物件に関する情報は多ければ多いほど充実してデザインできるということに繋がると考えておくと良いのではないでしょうか。運営側的には役に立たないかもしれないと思う情報でも、デザイナーにとっては重要な情報かもしれないため、新しい情報や、気付いた点、また、コンセプトなどの方向性の変化があるという場合には、できるだけすぐにデザイナーに連絡し、情報を共有するように心がけておくと良いでしょう。こういった細かいコンタクトが、納得の店舗デザインへと導くポイントになると言えるでしょう。また、デザイン設計を依頼する前には、必ず自身の運営する店舗のコンセプトをわかりやすくまとめ、伝え、しっかり理解してもらった上で着手してもらうという努力も必要でしょう。お互いに納得して進めていけることが、店舗の成功へと繋がるのではないでしょうか。また、コンセプト自体も、時にはデザイナーとの相談を経て変化してくるものでもあるため、できるだけブレないものではありたいものの、頑固に押し通すといったものでもないということを理解しておくと良いのではないでしょうか。

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